竹富島について

美しい自然と伝統文化の島 竹富島

竹富島は沖縄の石垣島西方約6kmに位置する一周9キロの小さな島ですが、美しい海や沖縄の原風景、そして多くの沖縄の伝統芸能・文化を現代に残す魅力たっぷりの島です。 他の何処にもない癒しのひと時をぜひお楽しみください。

赤瓦屋根の集落

竹富の沖縄の原風景ともいえる赤瓦屋根の連なる景観は、無差別な開発から守るべく立ち上がった島民達によって決議された竹富憲章により守られています。

石垣

赤瓦の民家をぐるっと囲む石垣は方言でグックと呼ばれています。グックは野面積みと呼ばれるコンクリート等のつなぎは使わずそのまま組み上げる手法で作られています。その為、隙間から風がちょうどよく逃げる作りになっていて、台風が来ても壊れにくい構造になっています。

シーサー

赤瓦屋根の上にあるシーサーは昔から流行り病を引き起こす魔物(マジムン)から家を守る守り神として置かれていました。
大体のシーサーは琉球家屋の正面である南向きに立っているので、シーサーの向きを見れば方角を知ることができますよ。

コンドイビーチ

美しい海

竹富島はサンゴ礁に囲まれた美しい海も魅力の一つです。特にコンドイビーチは日本の美しいビーチランキングで必ずと言っていいほど上位に入る程美しいビーチで、潮が引いた際には砂で出来た陸地が現れ、かなり奥まで歩いていく事ができます。

貴重な動植物達

竹富島にはオオゴマダラ等の蝶を含む沢山の珍しい動植物が生息しています。特にアイアル浜へと続く道には沢山の蝶が飛び交う蝶の道があります。

御嶽

竹富の食事

竹富島では竹富特産の車エビが入っているえびソバや、カレー味の八重山ソバなど一風変わったお食事をするお店もございます。

 

竹富憲章

1986(昭和61)年に島民によって制定された「竹富島憲章」は伝統的な赤瓦の建物を「売らない」「汚さない」「乱さない」「壊さない」の4原則に、伝統文化と自然・文化的景観を「生かす」を加えた基本5原則を根幹としています。

守り継ぐ伝統

竹富島には多くの沖縄の伝統芸能が伝承されていて、年間を通じて多くの祭事が行われています。中でも陰暦の9、10月中の甲申(きのえさる)の日から10日間に渡って行われる種子取祭(タナドゥイ)は重要無形民俗文化財にも指定されていて、7、8日目には多くの奉納芸能が行われます。

信仰

竹富島には28もの御嶽(おん)があって信仰の対象となっています。また、特に重要な御嶽には祀られた神に仕える神司(カンツカサ)がいて、島の伝統行事を司っています。

竹富島 イベント一覧

四月大願い 旧暦4月のツチノエまたはキノエの日を選ぶ。田畑の諸作物の稔り出穂を祈願する。神司は御嶽で夜籠りして祭礼する。
四月祭  旧暦4月のミズノエ、ミズノトの日を選ぶ。初粟を供え作物の収穫に感謝する。現在では初米を供えている。
西塘ばんはじり 旧暦6月の最初のミズノエを願い日と定める。竹富島の偉人、西塘大主の遺徳を偲ぶ。
豊年祭(プイ) 旧暦6月の2回目のミズノエを願い日と定める。祖神である6つの御嶽に氏子たちが集い作物の豊穣に感謝する。2日目は世願い(ユーニンガイ)として新たな世を迎える。
七夕願い    旧暦の7月7日に行う。弥勒奉安殿に祀られているミルク神のお面や衣装の虫干しの儀式を行う。
ショーロ (お盆) 旧暦7月13日から15日にわたって行う。祖先の霊を迎え、3日菅野お盆供養を行う。
結願祭(キツガン)  旧暦8月最初のミズノエの日を願い日と定め、1年間の願いを解く感謝祭。明治8年から始まる。
世迎い(ユーンカイ)  旧暦8月8日に行う。ニライカナイ(ニーラスク・カネーラスク)から訪れた神々から穀物の種子を授かり、八重山中に配る。世願い(ユーニンガイ)の儀式。
十五夜祭(ジングヤ)   旧暦8月15日に行う。男の祭りと云われ、3集落の旗頭が一堂に会する。夜は集落ごとに観月会を行う。
第91回敬老会   新暦の9月の日曜日に行う。数え年70歳以上の高齢者の健康を祝う。1924(大正13)年に発会した。国内においても有数の長い歴史を持つ敬老会。
節祭(シチマツリ)  「つちのとゐ」の日を願い日と定める。だいとぉはらい、井戸を清め、来年の豊作を土地の神に祈念する祭。往古は3日間にわたって行われていた。
九月大願い     旧暦の九月のツチノエまたはキノエの日を選ぶ。田畑の諸作物の成長を祈願する。神司は御嶽で夜籠りして祭礼する。
種取り祭り トゥルッキ   きのえさるの日、種取り祭りの配役を定める。
  祈願、幕舎張り  節祭から四九日後のつちのえねを種子取祭の祈願の日と定める。種子取祭で最も重要な日で穀物の種子を撒く。男生産人(一八歳から六九歳)は世持御嶽の幕舎設営
  ンガソージ   つちのとうしの日。撒いた種子が大地に根付くように静かに過ごす。イイヤチカミの儀式もこの日に行われる。
  奉納芸能初日  かのえとらの日。目が殻を破って出てくるバルヒルの願い。世持御嶽では芸能が奉納される。夜は世願い(ユーニンガイ)である世乞いの儀式が行われる。
  奉納芸能二日目 かのとうの日殻を破って出てきた芽が育つムイムイの願い。世持御嶽では芸能が奉納される。
  支払い議会   みずのえたつの日。種子取祭の支払い議会を終え種子取祭は終了する。
十月祭    旧暦一〇月のミズノエ・ミズノトの日を選ぶ。別称「高火の願い」と云い、一年間の防火防災への感謝と祈願。現在では疫病を防ぐ願い(ハナッキの願い)も行われている。
ナーキ祝い(ナーキヨイ) 旧暦一一月のツチノエまたはキノエの日を選ぶ。種子取祭で撒いた種子がすくすくそだつことを願う祭。祖神である6つの御嶽の氏子たちが集い諸作物の成長を願う。
鍛冶屋ぬ願い 旧暦一一月七日を願い日と定める。田畑を耕す鉄器を生み出す鍛冶(ふいご)に感謝する祭。火・風・水に対する感謝でもある。
2月祭   旧暦のミズノエ・ミズノトの日を選ぶ。すべての木々と草葉に感謝し、作物の生長を願う。